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『レインツリーの国』 有川浩
JUGEMテーマ:読書


最初から分かるはずのないもん、「分からんから言うても無駄や」で
逃げられたら話をしたい俺は置いてきぼりや。


私は、誰かを傷つけることが怖くて、その心配がない距離を保つことに
気を遣ってしまいます。
その距離があれば、自分が傷つけられる危険度も下げられるから。

この本は、中途失聴者と健聴者の恋のお話でした。
もし、自分の身近に聴覚障害の方がいて、自分がその人のことを
好きだったとしたら。
それは、恋愛という形でなくても、同性・異性の友人としてでも、
その人を好きだったとしたら。
きっと私は、自分からその人の聴力について話題にすることができないと
思います。
どうしたらコミュニケーションをとりやすいのか、また、どうしたら
困らせてしまうのか、そういうことを本人に聞くことができないだろう
と思います。
相手の方から言ってもらえなければ、自分で調べられることを勉強する
だけに留まってしまうだろうと思います。
その勉強だって、できれば見つからないように、ひっそりするんだろう
と思います。
「その人は、聴力について触れられることが嫌かもしれない」と勝手に
先回りして、向こうから話してくれることをひたすら待ってしまうだろう
と思います。
お互いに「何か」待って動けずにいるんだとしたら、それはとても
寂しいことなのに。

だから、ぐいぐいひとみさんの領域に入って行こうとする伸さんは、
とてもステキでした。
有川浩 / comments(0) / trackbacks(0) /
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