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『東亰異聞』 小野不由美
誰も犯人でありませんように・・・と願ってしまうくらい、登場人物たちに
悉く惹かれました。
そして、美しすぎる結末に、何に対してなのかはわかりませんが、
無条件降伏したい気分になりました。
小野不由美 / comments(0) / trackbacks(1) /
『図南の翼』 小野不由美
図南の翼―十二国記 図南の翼―十二国記:小野 不由美

国民の全員が蓬山に行けば、必ず王がいるはずよ。なのにそれはしないで、
他人事の顔をして、窓に格子をはめて格子の中から世を嘆いているのよ。
――ばかみたい!


"経験したことがないあなたにはわからない"と言う人に対して、今まで
ことばにできなかった苛立ちが描かれていて、スッとしました。

不平不満を垂れ流す前に自分にできることをやれ、せめて、何ができるか
探す努力をしろ、と言われたような気がしました。
小野不由美 / comments(0) / trackbacks(1) /
『風の万里 黎明の空(上)(下)』 小野不由美
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート風の万里 黎明の空(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記風の万里 黎明の空(下) 十二国記:小野 不由美,山田 章博

野良仕事は辛い、掃除は辛い、嫌だ嫌だって駄々をこねて逃げ出す人間を
許すことはね、そういう仕事をきちんと果たしている人に対する侮辱なの。
同じように朝から晩まで働いて、盗みも逃げ出しもしなかった人と同じように
扱ったら、まっとうな人たちの誠意はどこへいけばいいの?


魅力的な登場人物とことばに満ち溢れていました。

長く賢帝と言われた王でも、国を荒廃させて最期を迎えることがある。。。
権力をもつことの難しさが、恐ろしかったです。
問題が起こったとき、特にその規模が大きければ、他人事として批判する
ことは容易いけれど、それが許されない立場にいる人たちの苦悩を見失って
はいけないのだと感じました。

優しさ・辛さの感じ方が、人によってあまりにも違い、愕然としました。
王たちも、麒麟たちも、楽俊と清秀も、すごく大きな優しさをもっている
ように感じましたが、王たちはまぶし過ぎて、麒麟たちは清らか過ぎて
近寄り難くもあります。
人は、つい言い過ぎてしまったり感情的になることがあるということを
理解しながら、なかなか受け入れられない私は、楽俊のようになりたいです。

それにしても、次々と国が荒廃していっています。
なにやら不穏な空気が。。。
小野不由美 / comments(0) / trackbacks(0) /
『東の海神 西の滄海』 小野不由美
東の海神 西の滄海 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート 東の海神 西の滄海 十二国記:小野 不由美

・・・・・・お前たちには分からない。血の臭いをかいで平然として
いられる奴らには


大好きな延王と延麒のお話でした。

不器用な優しさの景麒。
弱さと判ずる人もいるであろう優しさの泰麒。
そして延麒は、偽善と対極の強い優しさを見せてくれました。

このお話、斡由が最後まで民思いだったらどうなったのでしょう。。。
延王は、そうでないことを最初から知っていたのかもしれません。
そうだとしても、元州の人々や側近たちに誤解と不安感を与えた
延王の態度には、至らないところがあったように感じてしまいました。
小野不由美 / comments(0) / trackbacks(0) /
『風の海 迷宮の岸〈上〉〈下〉』 小野不由美
風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
風の海 迷宮の岸〈上〉 十二国記風の海 迷宮の岸(下) 十二国記:小野 不由美,山田 章博

続編なので、前作の続きだと考えていたのですが、これはまた
別のお話でした。

泰麒と景麒は、全然見え方が違うけれど、どちらも本当に素直なの
だろうと感じました。
実社会では、誠実さや正直さが疎んじられることもしばしばあります。
どこまでも素直な麒麟が日本の社会で暮らしていくことは、恐らく困難で、
それがその清らかさゆえだということは、悲しいことです。
甘っちょろいといわれるかもしれませんが、それでも、少なくとも
悲しむべきことなのだと思います。

延王の在位が長いことを考えれば当然ですが、延麒である六太が、
室町時代の人だというのには驚きました。

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あとがきより

実は私は自分の作品についてあれこれ言うのは好きじゃありません。
何を言っても言い訳になってしまいそうな気がするからです。


これってすごく格好良いけれど、ものすごく難しいことだと思います。
不本意なことを言われると、つい反論してしまうし、それが気づくと
言い訳になってしまう。。。

小野不由美さんご自身は、当然のように知りませんが、尊敬に値する
方に違いありません。
小野不由美 / comments(0) / trackbacks(0) /
『月の影 影の海(上)(下)』 小野不由美
月の影 影の海〈上〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート月の影 影の海〈下〉 十二国記 講談社X文庫―ホワイトハート
月の影 影の海〈上〉十二国記月の影 影の海〈下〉 十二国記:小野 不由美

試験なんてのは勉強すれば受かるし、金なんてのは稼げばたまる。
いったいなにをお願いするんだ?


読むのがしんどいくらいに散々な事態続きでしたが、雁に向うところから
一気に引き込まれました。
無知ではなくなってしまったとき、人を信じるには心の強さが必要です。
蒼猿の存在が、その強さを育ててくれたのかもしれないと思いました。

早く続編を読みたいです。

中国の神話をきちんと読みたくなりました。
小野不由美 / comments(0) / trackbacks(0) /
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